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人を動かすような 「インパクトのある英語」 を話すには、どうすればいいのか。

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浅田浩志の「ニューヨーク直送! ネイティブの英語表現」

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フィロソフィーと目的

 一通りのことは英語で話せる能力はあり、周囲からは英語のできると思われていてる人は、この世の中けっこういるものです。特に、仕事などで海外に出る場合などは、自分の持つビジネスの知識や経験で英語力をかなりカバーできますし、数字や専門用語を使えば、何とかこなせてしまうものです。 話し相手が自分の部下だったり、友好的な提携先などであれば、辛抱強く聞いてくれるでしょうし、ゆっくりと話してくれるでしょう。また、自分の用件だけ済ませられる程度の英語力があれば、それでよしという考え方もあるかもしれません。特に、英語は苦手だが、どうしても仕事上必要に迫られて使わなければならないという人には、それが精一杯かもしれません。

 しかし、海外に出て人を管理することを期待される人、ビジネス交渉をする人、英語圏に住むことになって本当の意味で社会に溶け込む努力をしようとする人などは「とりあえず通じる」以上のコミュニケーション能力がないと、どこかで大きな壁にぶつかることになります。なぜならば、リーダーシップを発揮したり、交渉に臨んだり、あるいは単に知人と世間話をするにしても、ネイティヴが自然に使う言葉で対話をすることができて、 はじめて彼らの心を掴むことができるのです。また、彼らが何気なく使う表現が即座に理解できれば、スムーズなコミュニケーションができるようになります。英文法は英語力の基盤として大切なものですが、単に文法的に正しい英語を作文できるだけでは充分ではないわけです。

 日本人の中で、英語を使って海外でネイティブ・スピーカーと互角にビジネスをやり、人を動かせる人が少ない大きな理由の一つは、マネージメント能力、論理的思考力、知識や経験と言ったものをとりあえず度外視すれば、英語を母国語とする人が使う、彼らにとって「自然」な表現を知らないこと、使えないことにあります。知らないから聞いても理解できないし、使えないからネイティブと同じ調子で対等に会話ができないのです。

 「英文法的には正しい」かもしれないが、英語を母国語とする欧米人には仮に通じてもインパクトが弱いか、不自然に聞こえる英語を、英語の素振り.com は「日本英語」と呼びます。ネイティヴの使う「自然な英語」と「日本英語」の隔たりは、伝えようとする内容が微妙になり、相手との人間関係が複雑になればなるほど大きく感じられるものです。

 そこで、「自然な英語」とはどういうものかという例として『インパクトのある英語』(研究社)から一部抜粋したものを以下に紹介します。

 また仮に英語自体問題がなくても、日本語から直訳した表現はしっくり来ない場合がある。例えば日本語で、

彼女は今朝電話をしてきて、体調が優れないといっていました。だから今日は休むことにするそうです。」

というのを、直訳的に英語にすると以下のようになるかもしれない。

She called me this morning and said that she was not feeling well.  So, she decided not to come to work today.

 意味は通じるし、特に問題はない。英会話教本でよく見かけるような表現である。が、ニューヨークのようなせっかちな所では、聞いてる人がしびれを切らすかもしれない。この場合、簡単に、

She called in sick.

で済ませられるのである。むしろ後者のほうが引き締まった感じがするし、英語としては自然なのである。また、前者を一所懸命に丸暗記してもあまり意味がない。なぜならば、単語と英文法さえ解っていれば、いつでも作れる文章だからだ。ところが、後者は知らないと出てこない表現である。call in sick とは、「具合が悪くて今日は仕事に出ませんと電話で連絡をする」という意味。職場ではよく使われる表現である。しかし、日本人の口からはなかなか出て来ない。要するに英文法にのっとって英単語を並べる能力があっても、それだけでは「日本英語」の域から脱することはできないのである。ネイティブが頻繁に使う表現をより多く身につけることが大切なのだ。

 

なぜ「日本英語」から脱却すべきなのか。

 日本人の英語が一般に不自然なのは、発音やイントネーションの問題以外に、ネイティブ・スピーカーが何気なく使う慣用表現が理解できないこと、使えないことにある。逆にそういったものをスラスラと使えるようになるとコミュニケーション能力は大きく伸びる。ちなみにここで言う慣用表現とは、phrasal verbs(動詞と副詞や前置詞を組み合わせた、いわゆる動詞句), idiomatic expressions(イディオム), slang(スラング)等、頻繁に使われる表現、決まり文句である。

 ではなぜそういった表現はネイティブによって頻繁に使われるのだろうか。それは便利だからである。そして便利な理由には以下のようなことが考えられる。

比較的簡単な言葉の組み合わせで、微妙な意味合いを伝えることができる。

直訳で作った表現よりも、角が立ちにくく、内容を和らげる効果がある。誤解を生みにくい。

比較的短い表現で状況、内容を説明でき、意味に深みや幅がある。

言葉遊びというか、ユーモラスなものも多い。

 例えば日本語でも「あごで使う」、「油を売る」、「顔をつぶす」などという何気なく使う慣用表現があるが、これらを別の日本語で表現するとなると一瞬考えてしまう。いずれの表現も、文字通りの意味ではないのは言うまでもない。例えば、「彼女は人をあごで使う。」が「彼女は偉ぶっていて、人使いが荒い。」といった風に。「彼は油を売っていた。」が「彼は仕事中に無駄話をして、なまけていた。」とでもなるのだろう。「彼の顔をつぶしてしまった。」は「私があんな事をやってしまったので、彼の面目、名誉、世間体を傷つけてしまった。」というところか。どうしても表現が硬くなってしまう。一般に慣用表現を使ったほうが語数も少なく、時にはあたりが柔らかく、しかもしっくりと来るのである。英語も同じである。

 英語の素振り.com は、「日本英語」から脱却し、ネイティブ・スピーカーの心をつかみ、動かすような「インパクトのある英語」を使えるようになろうと志を持つ英語学習者、並びにそういった英語を教えようと考える英語教育者に何らかのヒントを提供することをゴールとします。

 英語の素振り.comの 提唱する「気言声体 (きげんせいたい) の一致」ならびに「英語の素振り」はそれを実現するための助けとなる概念並びに手法です。 ページ左上のメニュー・バーの『「気言声体の一致」とは』を選ぶと、それらの概要の説明があります。「今週の表現」では、週に一回の予定で「英語の素振り」の材料になるネイティヴが頻繁に使う表現を紹介していきます。

 さらに「気言声体の一致」、「英語の素振り」に関する詳しい内容、また「英語の素振り」をして覚えてしまいたい表現等に関してはインパクトのある英語(研究社) を ぜひご一読下さい。また、月刊誌英語教育(大修館書店) に連載のコラム使ってみよう ネイティヴの表現(20054月号~2006年3月号)テーマ別 ネイティヴの表現(20064月号~) でも、ネイティヴがよく使う、汎用性の高い、つぶしの利く表現を紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。

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